読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

フラワーカンパニーズ、『Stayin’ Alive』のリリース・ツアーのファイナル、6/28(日)@那覇・桜坂セントラルワンマン、を観ました

二度のアンコールを含め、計2時間15分くらいのライヴ。

「日比谷野音もこんなセットリストだったの? いちばん新しいアルバムからこんなにいっぱい曲やるツアーって久しぶりじゃない?」

終わったところで、その野音を観れなかったこともあり、あとおそらく単に沖縄に行きたかったこともあり、僕と同じく東京から来ていたライターの島田諭にそう言われて、そういや確かにそうだ、と気づいた。野音の時点で気づけよ、という話だが。ただ、野音の時はもうちょっとだけ、それ以前の曲もやっていた気がする。その野音のレポが載っているファンクラブの会報『痛快ブック』69号を見てみたら、やはりそうだった。自分が書いたライヴレポを見て「やはりそうだった」とか言ってる時点で、我ながら本当にちょっとどうかと思う。

 

そのいちばん新しいアルバム『Stayin’ Alive』が、「ライヴでやれる曲を増やすこと」を目標にして、そのために曲の作り方から変えた作品だったので(詳しくは特設サイトのインタヴューで本人たちが話しているので未読の方はぜひ。こちらです http://www.flowercompanyz.com/25sp/alive/inter/ )、そうなるのは当然なんだけど、その『Stayin’ Alive』を愛聴した上で来ている(という反応だった)お客さんの数が多かったことが、意外でもあり、うれしくもあった。

あたりまえでしょ、と思われるかもしれないけど、キャリアの長いバンドだと、必ずしもそうではなかったりすることも多いのです。メンバーもそう感じたようで、MCでグレートが、その喜びを言葉にしていた。

あと、その『Stayin’ Alive』の曲たち以外も、前作や前々作あたりの最近の曲が軸になっていて、フラカン・クラシックスな曲はアンコールの“深夜高速”や“真冬の盆踊り”くらいだったんだけど、いずれの曲も、なんというか、とてもいい鳴り方をしていた。だからウケていた。今年で結成26年のおっさんバンドが最近の曲を軸にしたライヴをやれて、しかもそれがウケてるのって健康的だなあ、と改めて思ったりした。

 

蛇足1。

アンコールの“真冬の盆踊り”の時のお客さんの踊り方に、「さすが沖縄」と唸りました。

手の動きがカチャーシーなのです、みんな。

あとで竹安も「あれすごい光景だったね。観ていて『うわあ!』ってなったよ」と、うれしそうに言っていた。2年半前のここでのワンマンも観ているんだけど、あの時もそうだったっけ。思い出せない。憶えてる方がいたら教えてください。

 

蛇足2。

後半のMCでグレート、12月19日(土)に初の日本武道館ワンマンをやることについて話したんだけど、「来てください!」とは決して言わないのね。「沖縄からは遠いし」とか「飛行機代高いのは俺らも知ってるし」とかいろいろ言ったあと、「東京の友達に知らせてください」「武道館に気持ちだけでも飛ばしてください」で、しめくくってしまった。

この人、普段から、そして昔から、ほんっとにこういう「相手に『そんなむちゃな』と思われる可能性のあることはとにかく言わない」「それに関しては先回りしまくる」性格なんだけど、今回に限っては「来てくれ!」って言いきっちゃってもいいじゃん! と思いました。

現に「行くよー!」と、ステージに声を飛ばしていたお客さんもいたし。