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兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

フラワーカンパニーズ全都道府県ツアー『夢のおかわり2016』6本目、3/12(土)横浜BAYSISで気づいたこと

 2015年12月19日の日本武道館のソールドアウト&大成功を受け、「みんな日本中から来てくれたんだから今度はこっちが日本中に行く」という趣旨で、2016年、1年間かけて全都道府県をワンマンで周るツアー(対バンは過去にあったけどワンマンで全都道府県へ行くのはフラカン史上初めて)『夢のおかわり2016』。

2/16に始まり、大阪・三重・福島・石巻と回って関東圏に来たので、観ました。全55本中6本目、3/12(土)横浜BAYSIS・2デイズの1日目。

 

観て印象に残った大きなポイント、ふたつありました。

 

ひとつめ、セットリストに関して。

やはり日本武道館ってここ数年のライブ活動の総決算だったようで、「中盤の聴かせどころではこの曲」「後半の盛り上げどころではこの曲」みたいな定番曲をやめて──もしくは定番曲でもセットリストの中の置き位置を変え、代わりに別の曲をそこに入れたりして、これまでと違う聴かせ方・見せ方にトライしているライブだった。昔の曲も最近の曲も、最近よくやってきた曲もそうでない曲も含めて。

なので、新鮮に楽しめました。MCでグレート、「セットリスト、どんどん変えていく」みたいなことを言っていたので、各地方ごとにそういう感じになっていくんだと思う。

 

ふたつめ、お客さんに関して。

これも武道館効果なのか、お客さんが新鮮な感じがした。

横浜BAYSIS、2日間ソールドアウト、というのは、見た感じ300ぐらいのキャパの感じだったし、横浜という場所とフラカンの動員力を考えれば当然だが、来ている人の感じが違った。前半分は常連さんの空気だが、後ろ半分はリアクションとかが何かいつもと違う気がした。

男が多いし、シンガロング率がやたら高い。それも最近の曲の方が歌う人が多い。さらに言うと、「この曲はみんな歌う」という定番以外の曲もがんがん歌っている人が多い。

最初は、その空気の変化を把握しておらず、「こんなに歌うお客さんたちだっけ?」と不思議に思ったが、途中で「違う、これ、武道館で初めて来た人とか、昔来てたけど最近ごぶさただった、でも武道館に来てまた火がついた人たちとかも来てるんだ」ということに、気がついた。

2016年のフラカンに関して、僕が(たぶんスタッフやメンバーも)もっとも懸念していたのは、「武道館が終わったら2016年からは元どおり」「もしくは武道館の盛り上がりのリバウンドで動員とかが沈む」という事態だったので、どうやらそうじゃないらしい、武道館をやったことが今のフラカンにいい効果を与えているみたいだ、ということが実感できて、とてもうれしいものがありました。

ツアー前に行われた2月4日下北沢CLUB Queワンマン『上京ゾロ目式~名古屋を離れて22年~』の時は、おそらくチケット一瞬で売り切れただろうし、コアなファンで埋まっていたので、フロア、わりと去年までと地続きな空気だったのでした。

もちろんそれもありがたいんですが。コアな人たちが「ああ、武道館終わった、しばらくお休み」ってモードになっていないってことだから。

 

あと、竹安のジレ、横浜でも続行中でした。今年はこのまま着続けるのか、夏にさしかかったら暑くて脱ぐのか。

そういえば武道館の時に着ていたジレは、ウール製かなんかですごく暑かったらしく、もっと薄いものに替えたらしい。なぜ買う時に気づかなかったんだ。という気が、しないでもありません。

 

日本武道館の映像作品と、NHKプレミアムのドラマ『初恋芸人』の主題歌になっている「青い吐息のように」(この日も披露された。いい曲!)、ともに3/16にリリース&配信リリースになります。

詳しくはこちら。http://www.flowercompanyz.com/