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兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

2016年5月8日、平井堅20周年アニバーサリーツアーのファイナル

 ・1曲目を「Love Love Love」で始めた。そもそもこの曲の歌い出し、アカペラなので、アカペラでライブを始めたということ。

・「母の日なので」という理由で、地元のことを綴った「桔梗が丘」を歌う。

・「Plus One」「TIME」「魔法って言っていいかな?」の新曲3曲、すべてやった。「魔法って言っていいかな?」は、アンコールで、アコースティック・ギター1本の伴奏で。

・「楽園」は当然やる。

・後半の盛り上げゾーンで、「世界で一番君が好き?」「Strawberry Sex」「KISS OF LIFE」「POP STAR」を並べてプレイ。リリース当時、「この(絶頂に売れている)タイミングでこれがシングルって何考えてんだ」と周囲を唖然とさせた「Strawberry Sex」がちゃんと入っている。

・「KISS OF LIFE」の時に、気球に乗って、フロア上空を1周しながら歌った。「このツアー、気球で飛んでいるらしい」という噂はきいていたが、目のあたりにすると、相当くるものがありました。本当にバルーン6個の浮力で浮いていて、それを地上のスタッフ数名がヒモでひっぱって歩きながらフロアを1周する、という、極めて人力なものだったので(僕にはそう見えました。違っていたらごめんなさい)。ミュージシャンが宙を飛ぶ、というのは、ユニコーン氣志團SPIRAL LIFE(懐かしいな)などで何度も観たことがあるが、こんなの観たのは初めてでした。「マジか!」と思いました。

・その「『KISS OF LIFE』でケンちゃん気球に乗る」の間奏部分でのMC。「人生、つらいこと、悲しいこと、恥ずかしいこと、いろいろあると思います。そんな時は、この気球に乗った44歳のおじさんを思い出してください。こんな恥ずかしいこと、そうそうないと思います!」。超満員の国立代々木競技場第一体育館、大ウケ、大喝采。

・アンコールのシメは「キミはともだち」をフルコーラスアカペラで歌いきった。つまり、アカペラで始まってアカペラで終わったライブだった。

・この人、いつもステージを去る時に、「しーっ」てやって客席を静かにさせてから、マイクを使わずに生声で「どうもありがとうございましたー!」とか叫ぶのだが、今日の叫びはこれでした。「俺は幸せ者だ! どうもありがとう!」

 

平井堅のデビュー20周年を記念してのライブハウスツアー→ホールツアー→アリーナ-ツアー、そのファイナルの2016年5月8日、国立代々木競技場第一体育館2デイズの2日目は、そんなライブでした。

どうでしょう。最高以外の何ものでもないでしょう。自分のことも、ファンのことも、音楽のことも、一切裏切らない、幸せしか呼び込まないステージだった。

またこのアーティストへの信頼が増しました。

ほんとに、いい時間だった。

 

あ、「バズーカでサインボール撃ってキャッチした人がリクエストした曲を歌う」コーナー、今日は「Missin’ you~It will break myheart~」と「キャッチボール」でした。

それから、20周年アニバーサリーツアーのラストなんだから、どこかで「LIFE is…」やってほしいんだけど、どうかなあ、と思っていたら、8曲目でやってくれた。うれしかった。

 

なお、新曲3曲ともめっちゃいいが、「魔法って言っていいかな?」が特にすばらしかった、生で聴いたら。

で、聴いていて、「もしかして俺、『魔法』という言葉が入っている曲を好き、っていう嗜好性があるのかも」と、初めて思った。

たとえば星野 源の「くだらないの中に」。「魔法がないと不便だよな」という一節があって、そこがやたら好きなのです。2番で「希望がないと不便だよな」に変わることも含めて。

あと、たとえば、サニーデイ・サービスの「魔法」。タイトルからしてそのまんま。