2/18(木)Zepp Tokyo、クリープハイプ全国ツアー「たぶんちょうど、そんな感じ」初日
小川幸慈が単音弾き・尾崎世界観がコード弾き、ちょこちょこ16も入るけど基本は8ビート、Aメロでじわっと平熱で入ってBメロで歌がスポークンワードになったりしてサビで一挙に熱が上がる──全曲こうだというわけではないが、クリープハイプのどまんなかのバンドサウンドのスタイルを雑に文字にすると、そういう感じになる。
「これ、必殺の曲!」っていうのを新しく書くと、そのタイプになる。それがいちばんいいからなんだけど、当然、似通っていくことにもなる。
でも曲のよさで、それを乗り越えていく。あと、各パートの演奏のしかたとか音色とか、歌詞の内容とかで、「またおんなじだ」とはならないような新鮮さを曲にはらませる。
と、ここまで書いていて、スピッツのことを書いているみたいだな、と思った。クリープハイプのことなのに。
でもある意味、そういう、スピッツみたいな創作のしかたに近づきつつあるのかもしれないな、という気もした。キャラも歌ってることも曲調も、似ても似つかないけど。
で、そうなったらさらに無敵だな、とも思った。
以上、2/18(木)Zepp Tokyo、全国ツアー『たぶんちょうど、そんな感じ』の初日で、3/23リリースのニューシングル「破花」を聴いて、考えたことでした。
これ、ほんっとにいい曲。今後ずっとライブで演奏されていくと思う。
ライブ全体も、初日とは思えない仕上がりだった。「だって先月のライブハウス・ツアーの追加公演だし」とも言えるが、でもセットリスト、同じじゃなかったし。
ライブレポ書きます。ツアーが終わったらRO69にアップされますので、ぜひご覧ください。