3/19赤坂BLITZ人間椅子、を観て思い出した完全な余談
すっごくいいライブでしたが、ゆえに観ながらいろんなことを考えもしましたが、これ、某所にレポ的な何かを書くご依頼をいただいているので、ここではまるっきり余談を書きます。
ファンならご存知のとおり、3人の中でもっとも新しいメンバーであるドラムのナカジマノブは、元々GEN(『イカ天』初期に出ていたバンド)でデビューして、その後、ドミンゴスというバンドで再びデビューした人なのだが、そのドミンゴス時代に、強く印象に残ったことがある。
当時の彼は、バスドラム、フロアタム、スネア、の3つしかタイコがないドラムセットを使っていたのだ。
つまり、タムなし。ツータムからワンタムへとロックバンドのドラマーの主流が移ってから数年経った頃だったが、「ノータム」というのはかなりめずらしかった。というか、僕は当時ほかに知らなかった、そんな人。
今でこそ、タムどころかフロアタムもなしで、スネアとキックとハイハットだけでプレイしたりする、Boboのようなドラマーもいますが。
で。彼は今、人間椅子でツーバス・ツータムのドラムセットを使っている。
人間椅子加入にあたり、最初はツインペダルでプレイしていたが、途中で自発的にツーバスに変えたそうで、それがうれしかった、というような話を、以前鈴木研一にインタビューした時に、きいた記憶があります。
で。何が言いたいかというと、ドミンゴス当時と現在では、彼のドラムセット、「倍以上」になっている、ということです。
だからどうした、と言われると、「いいえなんでもありません」と答えるほかない話なのですが、私、なんでかこういう「数でいうと倍」みたいな話、好きなのでした。
EXILEのメンバー数って最初から振り返ると何倍になってるんだっけ、とか。
カメラマン&ライターの久保憲司さん、初めて会った頃から数えると25年経ってるけど、当時の久保さんの体重、今の半分くらいだったよなあ、でも俺も1.5倍くらいにはなってるか、とか。
書いているうちに、つくづくどうでもいいわ!という自覚が強まってきたので、終わります。
失礼しました。