銀杏BOYZのリリースとツアー、峯田のドラマ主演
銀杏BOYZ、ニューシングル「生きたい」をリリース。
以前からライブで歌っていた曲で、「人間」「光」に続く三部作の完結編。カップリングはクボタタケシがリミックスした「ぼあだむ」。新音源としては2年ぶり。
で、このリリースに続いて、バンド編成でツアーに出る。6/22(水)東京Zepp DiverCityから8/3(水)大阪なんばHatchまで7本ライブハウスを回った末、 8/17(水)には東京・中野サンプラザで11年ぶりの(前回は渋谷公会堂)ホールワンマンも。
以上、いずれもとうに発表されていることだが、僕は1月にリキッドルームの「音楽と人」のイベントに、ザ・コレクターズとバンド編成の銀杏BOYZが出演 したのを観に行った時に、ライブすげえよかったけど、こんなふうに単発でたまーにライブやるんじゃなくてコンスタントに活動してほしい、バンド編成で全国をツアーして 回るとかの普通の活動ができる銀杏BOYZにまたなってくれることを俺はあきらめられない、みたいなことを、このブログに書いた(こちらです http://shinjihyogo.hateblo.jp/entry/2016/01/20/153026 )。
それを書いた頃にはこのリリースも全国ツアーも、発表されていなかったものの、とうに決まっていたのは間違いないわけで、「大変失礼しました!」と、声を大にして申し上げたいです。
で、ただただ、うれしいです。
なので、峯田がNHK BSプレミアムのドラマ『奇跡の人』の主演を務める、俳優としてのデビュー作である映画『アイデン&ティティ』以来13年ぶりに麻生久美子と共演する、と いうことを知った時も、ただうれしいだけだった。「俳優仕事もいいけど、銀杏は……」とかいうのがないので。
『アイデン&ティティ』の試写で、「やばい! 役者として、想像以上に輝いてしまってる。俳優になっちゃうかも。いや、本人にミュージシャンやめる気がなくても、そっちのオファーで断れないタイプのや つがひっきりなしに来て、押し流されてしまうかも」とか心配になったことを思い出した。
劇場へ観に行った『ボーイズ・オン・ザ・ラン』も、『アイデン&ティティ』の時と同じように、峯田そのものなのにあの役にしか見えなくて、とてもよかっ た。『色即ぜねれいしょん』の、島のペンションのあんちゃんの役も然り。『植物男子ベランダー』のゲスト出演的なあれも。もちろん『少年メリケンサック』 も。
あと、舞台『母に欲す』までよかったのには、びっくりした。映像の芝居と演劇の芝居って違うものなのに。
とりあえず、役者峯田和伸にがっかりしたことは一度もないことが、こうして書いてみて、改めてわかりました。
『奇跡の人』は、4/24(日)22:00スタート。
「生きたい」の、
「真っ黒いのがつめたいよ。」
「真っ黒いのがつめたいの。」
のリフレインと、ラストの
「生きたくってさ。生きたくってさ。生きたくってさ。なくしたもののために。
なくしちゃったために。そうやって生まれた罪を こうやって抱きしめるんです」
のところ、何度聴いても、そのたびにずしーんときます。自分そのものだと思う。
http://www.nhk.or.jp/pd/kiseki/
https://www.youtube.com/watch?v=9YcNQXY2wa8