2016年の『YATSUI FESTIVAL』について
2016年6月17・18日、渋谷のO-EASTやO-WESTやDUOなどの11会場(増えたなー)で行われた、DJやついいちろうプレゼンツの『YATSUI FESTIVAL 2016』で、DJをしました。
ありがたいことに、ほぼ毎年呼んでいただいている。1回出てないくらいだと思う。
一応出演者であるにもかかわらず、毎年、オープニングの開会宣言の時間からラストのフィナーレまでいないと気がすまなくて、自分が出ない日も頭から最後まで遊びに行っていたが、今年は2日とも声をかけていただき、O-nestのラウンジで、1時間ずつDJをした。
フェス自体は、今年もすばらしかった。基本的にやついいちろうは、お客さんの快適さや観やすさを何よりも優先するオーガナイザーで、そのことは去年もこのブログに書いたが(こちらです http://shinjihyogo.hateblo.jp/entry/2015/06/22/111255 )、今年もやはりそうだった。
このフェスのことを言葉にする時は、ステージ上もそうじゃない時も、今年は入場がスムーズに行って一切クレームがなかったとか、1日目の開演前に暑くて倒れちゃった人がいたんだけどその人はすぐ復調してよかったとか、入場規制についてとか、そういったような、運営に関することしか口にしていなかった。
去年、入場規制をなるべく減らしたいから次もまた会場を増やす、と言っていたが、確かに入場規制、目に見えて減っていた。そして、全体の快適性、増していた。
2日間で自分が観たもの(全部観てないやつも含みます)。
1日目:トップのDJやついいちろうから始まって、魔法使いアキット、千秋の歌と開会宣言、渋さ知らズオーケストラ、never young beach、GOING UNDER GROUND、GLIM SPANKY、自分のDJはさんで途中からやついフェススペシャル歌合戦、中村一義を途中まで観て某インタビュー仕事のためいったん会場を離脱(なのでサニーデイ・サービスも人間椅子もNOT WONKもカルメラも観れず!)、戻ってきて華原朋美、DJやついいちろうからフィナーレでサニーデイ&中村一義&松本素生&残っている出演者たちによる、曽我部恵一が作ったこのフェスのテーマ曲「月が今夜笑ってるから、ぼくらそっと東京の空を見上げる」を歌って記念写真を撮るところまで、観ました。カメラマンは元岸田哲平アシスタント、本田本でした。
2日目:DJやついいちろう、SASUKE軍団、ゆゆん、藤岡みなみ&ザ・モローンズ、堂島孝平、清竜人25 、三四郎、ゆってぃ、Czecho No Repblic、初恋の嵐、自分のDJはさんでクリープハイプ、Charisma.com、ちょっとだけ南波志帆と堂島孝平のトークショー、ワンダフルボーイズ、古舘佑太郎、Hi-Hi、DJやついいちろう+いとうせいこう+いつか、そしてフィナーレで曽我部が作った(以下略)。この日のカメラマンは本田本ではありませんでした。
自分のDJにまつわる余談。
1日目。4曲目ぐらいに、アナログフィッシュの「No Rain(No Rainbow)」をかけようと、CDJにセットして、あと20秒くらいで前の曲が終わる、というタイミングで顔を上げたら、下岡晃が入ってきた。
あまりのタイミングのよさにびっくりした。友達のバンドとかを観に、遊びに来たそうです。プレイボタンを押したら、「恥ずかしい」と、O-nestのライブフロアの方に去って行きました。
2日目。2日目の僕の持ち時間、18時から19時までの1時間。僕の次の時間は鹿野淳、その次はGETTING BETTERの片平実、という並びだった。
この3人、17年くらい前に、すぐ隣のCLUB ASIAで「BUZZ NIGHT」というマンスリー・パーティーで、一緒にDJをしていたのです。
まあ鹿野淳とは、それ以前に、雑誌BUZZやROCKIN’ON JAPANを共に作っていた上司と部下だったんだけど、なんか、すんごいタイムスリップ感でした。さらに、そのあとに古舘祐太郎を観にCLUB ASIAに行ったもんで、「ここで毎月やってたなあ……」と思い出して、クラクラしたしもしました。
あと、O-nestのラウンジでDJをやる時って、基本、人、ほとんどいないか、いても座ってしゃべってたりスマホいじってたりしてあんまり聴いてないのがデフォルトなのですね
そういう場だし、そういうものだからいいや、といつも思っていたけど、あとで片平実の時に行ってみたら、お客さんいっぱいで、みんな踊りまくって盛り上がっていて、実力と知名度の違いを思い知る、ということもありました。
エンディングでやついくん、来年は6月17日・18日開催だと発表しておられました。
呼ばれる呼ばれないにかかわらず、来年も楽しみにしています。