兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

電気グルーヴが『TROPICAL LOVE TOUR』でやった人生の曲に関して

 電気グルーヴ「TROPICAL LOVE TOUR」ファイナル、            3/25Zepp Tokyoを観ました、という短いブログをRO69に書きました。

  こちら。

ro69.jp

  で。この中で、アンコールで人生(ZIN-SAY!)の曲、「半分カメレオン人間」をやった、と書いたところ、「曲名が間違っている」「正しくは『恐怖カメレオン人間』だ」「さすが兵庫、呼吸をするように間違える」みたいな内容の、指摘のツイートをいただいた。

  僕もうろ憶えだったのだが、「あれ? こんな曲名だったっけ?」と気になって、念のため検索してみたところ、元は『恐怖カメレオン人間』だったことがわかった。

  でも、レーベルからもらったセットリストには、「半分カメレオン人間」と書いてある。

 

  ってことは、今「スコーピオン」がライブでプレイされる時は、『THE LAST SUPPER』収録の「スコーピオン2001」になる、というのと同じようなもんで、一部改題したのかな、と。

  しかも「人間」に「半分」を付けて「半分人間」って、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアルバムの邦題なので、そこにかけたんだろうな、と。

 

  というふうに、わりとすんなり素直に納得したのでそのまま書いたのですが、実際どうだったかのかは知りません。一部改題したのか、ただの記憶ミスなのか。

  で、スタッフに確認しようにも、人生当時からついているスタッフなどいないし、ご本人たちに言おうもんなら「どうでもいい」ってまたうっとうしがられるて終わること必至なので、そのままにしとくしかないんだけど、どっちだったんだろう。というのは、ちょっと、気になります。

  明日以降、各音楽ウェブサイトにレポとかがアップされると思うので(僕はどこにも書く予定ないですが)、それにどっちの曲名が書かれているか、見て確かめたいと思います。

 

  で。話がちょっとずれるが、僕は現在、人生の音源は、アナログの『顔として…』しか所持していない。

「LP付きソノシート」として発売された、つまり本体はソノシートでLPはおまけ、そのソノシートの曲「さよならライダーZS 仮面ライダーZS三部作完結編」の方には「宝島見た? あっちゃん」という声と屁の音しか入っていない、あれです。

  キャプテンレコードから出た『バーバパパ』は、のちにCD化されたのを買ったのだが、誰かに貸したら返ってこなくて行方不明に。

  で、人生解散後で電気が人気が出始めていた頃=1992年にリリースされた『SUBSTANCE Ⅲ』という、シングルや未発表曲が大量に収録された編集盤、30曲ぐらい入っていてお得だったのだが(「恐怖カメレオン人間」も入っているし)、これも借りパクされてしまった。

  ただし、こっちは、誰に貸したかを憶えている。

  確か、僕の記憶では、山崎洋一郎に貸したのだ。

  電気のインタビューの前に、参考資料として聴きたいから貸してくれ、みたいな話で、上司だし仕事だしで当然貸したわけだが、そのまま返してもらえずに、軽く20年以上が経過。

  心底返してほしいが、先方はまず間違いなく借りたことすら忘れているだろうし。とか思いながらamazon.co.jpで探したら、『SUBSTANCE Ⅲ』も『バーバパパ』も、さして高くない値段で出ていたので、今買ったところです。

   こんな夜中に俺は何をやってるんだろう。と、自分でも思います。