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兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

8/10(水)渋谷クラブクアトロ、アナログフィッシュ『Natsufish』ツアーのセットリストなど

  アナログフィッシュが毎年夏に行っている恒例ライブ『Natsufish』、去年まで東京だけだったが今年は東名阪で開催、そのファイナル。

  で、今年は渋谷のライブに関しては、事前にファンからオーダーを募って、その投票上位5曲を必ず演奏します、という企画あり。

  公式サイトに「どんなにレア曲でも構いません」という記述があったが、見事にそのとおりになり、下岡晃、「また見事にやりづらい曲ばかりを……」とMCで漏らしておられました。みんな笑っていました。

  というわけで、以下のようなセットリストでした。

 

1.PHASE

2.F.I.T.

3.こうずはかわらない

4.No Rain(No Rainbow)

5.LOW

6.Will

7.ロックンロール

8.TOWN

9.No Way

10.Good bye Girlfriend

11.Ring

12.Tired

13.Iwashi

14.ジョイナー

15.マテンロー

16.Life goes on

17.Light Bright

18.最近のぼくら

19.There She Goes(La La La)

20.アンセム

21.Fine

22.Hybrid

23.抱きしめて

 

アンコール

24.行くのさ

 

アンコール2

25.出かけた

26.Nightfever

 

  6月25日新代田FEVERのトリプルファイヤーとの対バン、「電気グルーヴの映画のDVD/Blu-rayの購入者特典、大根仁監督×砂原良徳のトークショー@代官山蔦屋書店の司会」という仕事が入って行けなかったもんで(トリプルファイヤーも観たかった)、今回とても楽しみにしていたのですが、しかし。

  18時に終わるはずの某インタビューが18:45に終わるという事態になり(理由は先方の遅刻。アーティストは責めないがマネージャーは責めたい気持ちです)、頭3曲、観れませんでした。

  クアトロに着いたら、よりによって超大好きな「No Rain(No Rainbow)」がもう始まっちゃっていて、寄った居酒屋が値段の割に酷いもんだったあたりでホールのドアを開けました。ああもう。なんで前半にやるかなあこんな最新のキラーチューンを。遅れる方が悪いが。

 

  で、それ以降は、過去のレア曲なんかもいっぱい聴けて満喫したんだけど、とても楽しかったんだけど、あれいつだっけ、ちょっと前にもレア曲いっぱいやるライブありましたよね。佐々木健太郎がまさかの「スピード」を歌ったりしたやつ。

   あの時も、今回も、観終わった時に「レアですげえ楽しかったけど、次は普通に今の曲をやるアナログフィッシュを観たいな」と、思ってしまうのだ。

  セトリの中で、レアな曲を聴けるのはもちろんうれしいんだけど、ライブでさんざん聴き慣れている最近の曲の方が、それでもうれしいというか。「きたあ!」ってなるというか。

  二度目のアンコールで「出かけた」を下岡晃が歌った時、ああ、これやっぱいい曲だなあ、聴けてよかったなあ、と思ったが、その次に「Nightfever」がプレイされた時、「うわ、やっぱこっちの方がすげえわ!」って興奮してしまうような。

 

  要は、昔のアナログフィッシュがよくないわけじゃないけど、今があまりにもよいのでそう感じてしまう、というだけの話なんですが。

  で、アナログフィッシュ、自分たちでもそう判断しているから、普段は昔の曲をあんまりやらないバンドになっていて、それだとちょっとナンなのでたまにはこういうライブもやりましょう、という趣旨なわけなので、このライブを観てそんなことを感じること自体が、「だったら観に来るな」という話なんですが。

  でも本当に、今のアナログフィッシュっていいんだなあ、よくなり続けているし大きく変化し続けているんだなあ、と、改めて痛感した。

 

  あと2点。

  まず、お客さんたちの温度、なぜかとても高かった。終演後に本人たちにきいたら、以前と顔ぶれが変わってる感じはしなかった、でも確かに温度が高く感じた、おかげでやりやすかったし、いいライブにできた、みたいなことを言っていた。最近ファンの温度が上がっている、ということなんだろうか。

  そして佐々木健太郎、おそろしく声が出ていた。ちょっとびっくりするくらい。

  もともとでかくてよく通る声だが、さらにでかくて、さらにめちゃめちゃ通る強い歌になりつつある、そういう上昇カーブを描いている。年齢を考えると、そろそろノドが衰え始めたりしそうなもんなのに。なんなんだ。

  あと、テンション上がりすぎて、MCのたびに興奮して何言ってんだかわけわかんないことになっていて、そのさまを見て下岡晃&斉藤州一郎が笑っている感じも、なんかよかったです。