2022年11月18日(金)福岡・20日(日)大阪・12月2・3日(金・土)東京、のZeppを回った電気グルーヴのツアー『Zeppツアー“みんなと未来とYシャツと大五郎”』の、東京公演=Zepp Haneda2デイズを観た。 福岡と大阪はいつもの4人によるステージだったそうだが、11月2…
を、自分がしていることに、当日=2022年の開催初日、7月29日金曜日を迎えてから、気がついた。 つまり、当日を迎えるまでは、気がついていなかった。ものすごい一大決心をして、行かないことを選んだ、というつもりは、全然なかったので。だって、昔も、行…
小田嶋隆の遺作となった……いや、この後も、すでに書かれたものをまとめた本が出る可能性はあるし、大いに出してほしい、買いますので、とも思うが、少なくとも「生前に出た」という意味では遺作となった、著者初の小説が『東京四次元紀行』である。 「あとが…
というタイトルに、「さん」を付けるかどうか、迷った。 もちろん、個人的なつながりはあるし、一緒に飲んだり、プロレスを観に行ったりもしたし、自分が人生的に危うかった局面で助けられた恩人だったりもするし、基本、頭が上がらない。 という事実は、歴…
うわ、ジョーをジストニアにするか!? 金子隆博が音楽担当のドラマで! と、びっくりした。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の話である。ササプロのコンテストで優勝し、レコーディングとコンサートを行うために東京へ行ったジョー(オダギリジョー…
はる(大木温之/vo&g)、アビさん(安孫子義一/g)、みったん(岡田光史/b)、茂木左(ds)の新体制で、ミニアルバム『2021』をライブ会場&ネット通販限定でリリースし、横浜・京都・大阪・東京の4ヵ所を回ったツアーのファイナル。この体制になってから「Theピー…
ポストを見たら、河出書房新社から、本が届いていた。 編集者が、あるいは作家本人が、知り合いだったりする場合、こんなふうに新刊を送ってくれることは時々あるが、河出には知り合いはいないし、接点もない。なんだろう、と思いながら開けたら、この新書が…
燃え殻の小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』に、映像化の話が来ている、と最初にきいた時は、実現はするだろうけど、おもしろいものにするのは難しいだろうなあ、と、正直、思った。 なんで。「文字で書いてあること」が、すごく重要な作品なので。…
普段はインタビューをするのが仕事だが、自分がインタビューを受けている、という、ちょっとめずらしいテキストが、先日アップされた。 これ。 新着今回は音楽ライターの兵庫慎司さんに、コロナ禍での音楽業界についてうかがいました。2000年代に入ってからC…
7月15日(木)に一度目、8月10日(火)に二度目の、新型コロナワクチンの予防接種を受けた。 職域接種とかではなく、世田谷区から送られてきた「新型コロナワクチン接種券」を手に、区のワクチン接種予約サイトで予約した。10秒単位でどんどん予約が埋まってい…
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の開催中止で、つくづく思い知ったのは、たとえなんの強制力も持っていなくても、地元の公的な団体からの中止要請は無視できない、ということの怖さだった。開催1週間前に中止になった、4月のARABAKI ROCK FEST.も、そうだった。…
前回のこのブログ、「バンドTシャツを着れない」ということについて書いたら、意外と好評だった。「知らねえよそんなこと」みたいに黙殺されるだろうな、でもいいや、書きたいから書こう、ぐらいのつもりだったので、うれしい誤算でした。 で、アップしたあ…
6月18日の金曜日、サンボマスターを観に、中野サンプラザへ行った時のこと。 サンプラに入るところで、僕の前を歩いていた男、洋楽のバンドっぽいTシャツを着ている。正面から見れなかったので、間違っているかもしれないが、たぶんラモーンズあたりのやつ。…
人気コラムニスト/ラジオパーソナリティーのジェーン・スーが書いた、父親と自分にまつわる日々のあれこれ描いたベストセラー・エッセイを、「あるある」「わかるわかる」的に楽しく、でもちょっと深く、テレビドラマにしたもの。 そんなふうにとっつきやす…
外で、仕事と仕事の間の時間が、いっぺん家に帰るほどじゃないけど微妙に空いている、という時、スターバックスとかドトールに入って、PCを開いて原稿仕事をする、ということが、以前はよくあったが、コロナ禍以降、ほぼなくなった。外での取材や打ち合わせ…
ということに、DI:GA ONLINEで続けている連載『とにかく観たやつ全部書く』を書いて、気がついた。 三度目の緊急事態宣言が延長になる5月11日(火)までは、政府はスポーツ・音楽等の興行に対して「無観客開催」を要請し、メジャーのアーティストは皆、有観…
・前回のこのブログでも取り上げたように、東京寄席組合の鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場が、「『寄席は社会生活の維持に必要なもの』と判断し『4月25日以降の公演についても予定通り有観客開催』と決定いたしました」と発表したことが…
以下、4月23日(金)までの時刻と見出しは、NHKのウェブニュースのものです。 4月22日(木)11:29 「政府 4都府県に緊急事態宣言で調整 あすにも決定へ」 新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、政府は、各知事からの要請を踏まえ、東京・大阪・兵庫・京都…
ヤバイTシャツ屋さんに「sweet memories」という曲がある。 これ。 www.youtube.com 小学5年の秋頃に、同級生の女の子が、下駄箱で、自分の上履きを食べていた。という、こやまたくやの実体験を歌った曲である。 この曲、1コーラス目でその衝撃の事実を歌い…
「元ロッキング・オンの兵庫さんです」と紹介されるのが、苦手です。 株式会社ロッキング・オンの社員だったことを恥じているわけではないし、隠したいわけでもないし、ロッキング・オンという会社が嫌いになったわけでもない。あと、僕のことをそう紹介する…
ライブハウスは安全です。 二度目の緊急事態宣言が一都三県で延長になった、2021年3月中旬現在でも、です。飲食店よりも、街中よりも、新型コロナウィルス感染の危険性は低いと思います、明らかに。 今、それくらい感染予防のためのオペレーションを徹底して…
エレファントカシマシといえば、「今宵の月のように」と「俺たちの明日」。ということになっている風潮に、実は、ちょっとだけ違和感がある。「今宵の月のように」はいいが、「俺たちの明日」の方に。 なぜこの曲がそういう存在であるのか、については、よく…
日常的にラジオをよく聴いている人で、クラブハウスにハマっている人って、少ないんじゃないか、と思う。あくまで僕個人の印象だが。 クラブハウスってラジオみたい、という声があることは、知っている。TBSラジオ『深夜の馬鹿力』2021年2月8日の放送でも、…
2020年12月10日(木)の、ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』、清水ミチコとナイツの日を聴いていた時のこと。 リクエストコーナー『音楽道場破り』の、この日のお題は、水島新司が引退を発表したことを惜しんで、『野球マンガ・野球アニメリクエ…
知人の作家からきいた話。 「○○さんの本、大好きです。図書館に入るのを楽しみに待っています」 とか、 「○○さんの大ファンです。新しい本が出ましたね、今メルカリ待ちです」 というようなリプが、日常的に、ごく普通に、いろんな人から飛んでくるのだとい…
最初に。以下は、番組にクレームを入れたいとか、訂正を求めたいとか、いちゃもんをつけたいとか、そういう趣旨のテキストではありません。ただ、おもしろいなあ、と思った、というだけの話です。 2020年11月26日(木)放送の、NHK朝の連続テレビ小説『エー…
「民生さんがおまえに敬語使うとるんが気持ち悪い」 というLINEが、リアルサウンドの奥田民生のインタビュー(https://realsound.jp/2020/06/post-570533.html)を読んだ、地元の友人から届いた。 高校の同級生で、当時僕とバンドをやっていて、奥田民生がア…
という歌詞が、グループ魂の「高田文夫」という曲の中にある。曲名がすべて人の名前になっている『20名』、2015年リリースのアルバムの収録曲だ。 宮藤官九郎という表現者について、俺はすごくよく知っているとか、深いところまで理解しているとかは、全然思…
3月26日(木) TOHOシネマズや109シネマズ、松竹マルチプレックスシアターズなどのシネコン各社が、3月28日(土)・29日(日)は、東京・神奈川を中心に劇場の営業を休止することと、翌週からの営業時間を短縮することを発表。その次の週末の4月4日(土)・5…
2020年2月26日、政府が新型コロナウィルス感染予防のため、コンサート等の自粛要請を出して以降の、自分の状況について、何か記録しておいた方がいいのではないか。 と思ったので、以下、日記的なものを書いておくことにしました。 2月26日(水) この日の昼…