兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

三度目の緊急事態宣言下でのいろいろな状況・2021年4月29日(木祝)12:00までの時点

・前回のこのブログでも取り上げたように、東京寄席組合の鈴本演芸場新宿末廣亭浅草演芸ホール池袋演芸場が、「『寄席は社会生活の維持に必要なもの』と判断し『4月25日以降の公演についても予定通り有観客開催』と決定いたしました」と発表したことが話題になったが、そこから一転、5月1日(土)から11日(火)まで休業を決めたことが、4月28日(水)の午後に報じられた。

 

毎日新聞のウェブニュース。

mainichi.jp

 

 ・都内でもそれ以外でも多数のライブハウスを経営するLD&Kの大谷秀政代表が、4月28日(水)にこのようなツイートを。

 

・4月26日(月)14:00頃。4月27日(火)・28日(水)に中野サンプラザでのライブを控えていた斉藤和義が、27日(火)は予定通り公演を行い、28日(水)は中止にすることを発表した。開催する27日(火)も、希望者にはチケット代の払い戻しを受け付けることも発表。

 

・開催地が東京都内ではないので緊急事態宣言の対象外、ただし「まん延防止等重点措置」適用のエリアではある、5月連休開催のロック・フェス『VIVA LA ROCK 2021』(5月1日〜5日、さいたまスーパーアリーナ)と、『JAPAN JAM 2021』(5月2日〜5日、千葉市蘇我スポーツ公園)に関して。

 『VIVA LA ROCK 2021』は、4月25日(日)の22:00から、プロデューサーの鹿野 淳が、インスタライブを行い、具体的な開催内容や感染対策について説明したり、寄せられた質問や意見に対して答えたりした。

 その上で、4月26日(月)の20:00に、フェスの公式サイトに、「様々な選択肢を模索し続けてきましたが、予定通り開催する方向で進めております」というメッセージをアップ。

vivalarock.jp

 

 『JAPAN JAM 2021』は、三度目の緊急事態宣言が出るらしい、と最初に報道が出た4月22日に、公式サイトに『JAPAN JAM 2021開催前に、あらためて参加者のみなさんと共有したいこと』というメッセージをアップした。

japanjam.jp

 

 それ以降は、公式ツイッターで「GYAO!」でイベント終了後に最速で無料配信することが決定しました!」とお知らせしたり、「設営も折り返し。残り3日間で2年ぶりのフェス空間を創り上げます」と伝えたりしている。つまり、通常どおりの「開催前の時期」である。

 

 

 もちろん、これら以外にも、多くの興行が中止・延期になったり、無観客配信ライブに切り替えられたりしているが(フラワーカンパニーズの4月30日新代田FEVERのトークイベントも、無観客生配信になりました)、とり急ぎ、今の段階で自分の目に止まったものについて、書きました。

 自分的に大事なことなので、あとで必要になりそうだ、その時にネットサーフィンして探しまくるよりも、今ここにまとめて記録しといた方がいいだろう、という理由です。

 

 あ、音楽・エンタメ以外で「自分的に大事なこと」も書いておこう。

 

・飲食店の酒類提供

 関東地方では、25日に東京都に緊急事態宣言が出て以降、「都内は酒類提供NG、近隣の県はOK」というルールだったが、28日(水)から、神奈川は県内の9市で、千葉は12市で、埼玉は県内全域で、「酒類提供の終日停止」要請がスタート。

 

・エニタイムフィットネス

 一回目の緊急事態宣言の時は全店クローズ、二回目の時は全店普通に営業、三回目は今のところ全店普通に営業している。

 

・サウナ・スーパー銭湯日帰り温泉施設

 サウナは、店によってまちまち。たとえば、笹塚のマルシンスパは営業を続けているが、新橋のオアシスサウナアスティルは「4月25日より当面の間」臨時休館。コロナ禍以降、12:00〜23:00は完全予約制になった上野北欧は、その予約制のまま営業中。

 赤坂のサウナリゾートオリエンタルと上野のステーションホステルオリエンタル1・2・3(経営元が同じなのです)は、営業している。

 で、スーパー銭湯日帰り温泉も、店によってまちまち。たとえば、高井戸の天然温泉美しの湯は、4月27日(火)から5月11日(火)まで臨時休業。宮前平の湯けむりの庄は、4月28日(水)に、お食事処の営業時間変更&酒類の提供停止をお知らせしたが、施設自体は営業中。川崎市だから=都内じゃないから、かな、と思ったが、荻窪の天然温泉なごみの湯も、通常どおり営業している。

 

・銭湯

 一回目の緊急事態宣言の時もそうだったが、銭湯は「地域住民の衛生を保つため必要な施設」ということで、緊急事態宣言中もクローズにはならない。が、銭湯内のサウナだけ閉める、というところは多い。

 27日(火)から、ツイッターのTL上に「5月11日までサウナを休止します」という都内各地の銭湯のツイートが続々と流れてきた。ってことは、26日まではサウナを開けているところが多かったわけですね。

 たとえば、中目黒の光明泉は27日からサウナをクローズ。でも、池尻大橋の文化浴泉は、公式サイトに「サウナも営業します」と明記している。

 渋谷と恵比寿の間にある改良湯は、公式サイトにもツイートにもサウナを閉めるお知らせはないし、「サウナイキタイ」(『SAUNA TIME』と並ぶ、サウナ好きなら誰でも知ってるサイト)に、4月27日にオープンと同時に行ったという人の書き込みがあったので、開けているようです。学芸大学の「ぽかぽかランド鷹番の湯」も、公式サイトには、サウナを閉めるという記載はない。

 じゃあ、公式サイトとかツイートとかない、うちの近辺の銭湯はどうなのかしら。と思い、28日(水)の朝のジョギングのコースに三軒茶屋エリアの3店=富士見湯・八幡湯・駒の湯を組み込んでみました。

 富士見湯と八幡湯はサウナクローズの貼り紙あり。駒の湯にはなかったが、僕が通ったその直後に「サウナ休止」の貼り紙が出たことを、ツイッターで知った。そうか、駒の湯、月火が休みだから、単に貼り出すのが遅くなっただけか。