兵庫慎司のブログ

音楽などのライター、兵庫慎司のブログです。

1/11(月祝)「RX-NIGHT vol.7」を観た

UKプロジェクト内のレーベルRX-RECORDSの恒例のイベント、今年は新年会的に下北沢GARDENで行われた。SPiCYSOL、Cettia、asobius、レーベルの古株で同イベント皆勤賞のBIGMAMA、そして1年くらい前にRX-RECORDSに移ってきたTOTALFATが登場。

以上、出演順に書きました。SPiCYSOL、Cettia、asobius、3組とも昨年夏の「UKFC on the Road 2015」で観た時よりもよくなっていて驚いたし、とても楽しませてもらったのですが、しかし。

4番目に出てきたBIGMAMAが「ちょっと大人げないんじゃないかきみたち」と言いたくなるほどすごいテンションのライブをぶちかます。さらにTOTALFATが、演奏もステージングもMCもレーベルのイベントであることを意識した立ちふるまいも、トリがやるべきことをすべて完璧に遂行。

さらにアンコールでは「夏のトカゲ」で東出真緒が参加、続く「PARTY PARTY」では金井がハンドマイクで乱入。アガらないわけない、こんなの。

 

いや、キャリアも経験値も年齡も全然違うんだからあたりまえだし、BIGMAMAとTOTALFATに「手加減しなさいよ」とか言うのも間違いだろうし、これでいいんですが。

あと、今ってどのバンドもとにかくライブの現場で鍛えられることがマストになっているけど(たとえば単純に10年前のシーンと1バンドあたりのライブの年間平均本数を比較すると、あきらかに増えていると思う)、そんな中にあってもBIGMAMAとTOTALFATって抜きん出てそうなんだなあ、そしてそのライブ1本1本を確実にバンドの基礎体力にし血にし肉にしてるんだなあ、ということを、改めて思い知ったりもした。

などと、いろんなことを思いながら帰りました。